Kiriko Diary

何でもない普通のブログです。暇つぶしにでもどうぞ。

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都会暮らし

先日から何回か書いていたのだったが、何故か突然断線して消えてしまい、書いたことが全て消えてしまった。昨日書いたことは、また後日書くとして、しかし、朝からこのカフェは朝8時から開くのだが、人が良く集まってくる。人気の場所でもあり、人が集う場所でもある。今は春休みとあって子連れの親子が多い。子供をカフェのソファーに寝かせている母親、その横でその母親は別の子供をあやしている。別の席には3人の子供を連れた父親。子供に本を見せている。こんな光景を見れるのはここが都内から1時間ぐらい離れた住宅街だからだろう。企業ビルが立ち並ぶ都会では決して見ることがない光景だ。

 

都内に住んで20年。気が付いたら20年経っていた。20年前は若かったなぁ。ま、でももともと都内近郊で生まれて育っているので、「東京」が珍しいわけでもなく、学生時代に殆ど行くところは行き尽くしているので、どこを見てもトキメキはない。ただ、交通の便が良いので睡眠時間が取れるのと、職場にしても30分以内で行けるので時間に余裕ができる。それは便利だ。毎日銀座で買い物するわけでもなく、殆どが会社と自宅の往復だが、それで十分で何処へ行くにも便利。地方もこんな風になれば良いのにと思う。

 

西では大きい都市というと、大阪、京都に名古屋だろうか。そこだけではなくもっと発展したら良い。都内にいると何処にでも企業が本社を置いていてそれもあまり良い事ではないように思う。なんでも東京と言うのはつまり、価値観が統一されていない地方の人にとってはアイデンティティーを持てない場所であり、それが東京なのだが、それを勘違いする人もいる。東京とは地方からやってくる人の集まりで、別に「都会」というそこに住む人が何か特別なわけでもなんでもない。地方からやってくる人は大抵その人の「東京=都会」のイメージを持ってやってくる。が、それはその人のイメージであり、現実は東京とは行政地域であり、行政の指示が最も厳密に的確に最も早く届くところである。なので、行政の事情が直接反映する場所での生活は心地いい場合いもあるが、そうでない場合もある。

 

税金面で言えば、日本一高い場所と言える。兎に角税金は高い。税金を支払うために仕事をしているような気がしてくるから、高額が得られる仕事を探すなどという事になる。兎に角高い。それと家。家の価格も高い。大した面積もないが兎に角高い。庭もないマンションという40平米程の箱に新築なら今時40,000,000円は下らない。こんな所を終の住処とするのだろうか。都内には中古のマンションが安く目に留まる。リフォーム業者が安く売り出すマンションもある。そんなところは建物の外観は古いが、部屋の中に入ればモデルルームのような部屋を手に入れることもできるだろう。が、所詮はマンション。半ば老朽化している中古マンションの建物自体の構造を建て替えることはできない。

 

あたしが知っている都内で生まれ育ったという人は、今も都内のその人の親からの所有のマンションに暮らす。が、税金が高くて日常生活は「都会」という地方出身者が「夢見る暮らし」とは程遠い。毎週土日には千葉のホームセンターまで出かけて5,000円分の安い食材を買い込み、毎年ワゴンセールになる1着1,000程のセーターを毎冬買い換える。毎冬買い換える理由は、ワゴンセールの服は1年も経てば着れなくなるからだ。しかし、都内の良い物を売っている場所、都内の歴史は良く知っている。なのでその人から貰う贈り物は確かなものが多い。日常の暮らしを考えなければいい生活かもしれない。

 

子は親を選べないというが親も子を選べない。また、そんな親子家族が暮らす土地もよっぽどの理由がなければ、そうそう引っ越すわけにもいかないのだ。終の住処というのは暮らしに気持ちが満てる場所で、気持ちが休まらなくてはならない。都会には地方から様々な人々が流入してくる。そんな色々な人々とどう心地よく暮らして行けるのかを模索するのも都会なのである。